2025年10月8日放送の【それって実際どうなの会】森山中 大島美幸さんがロケで紹介した、真っ黒！ひもかわうどん・黒帯うどんのお店は『田沼屋』です

手打ちうどん 田沼屋は、群馬県桐生市東にある創業50年の元祖ひもかわうどんのお店です。
桐生に100年以上前から伝わる郷土料理、ひもかわうどんを楽しめるお店として地元の方に親しまれてきました。小さな渋いたたずまいの店舗ですが、店内は清潔感がありテーブル席とカウンター席が設けられています。

看板メニューであるひもかわは、桐生清流の厳選水と北海道産の地粉を使って手打ちで作られており、季節や気候によって微妙に調整を加えながら、長年の手の感触でこしらえた麺は食感とのどごしが格別です。

桐生は織物の町として栄えた歴史があり、ひもかわうどんという名前も愛知県刈谷市の平うどん「芋川うどん」が訛って伝わったという説があります。群馬県では昔から小麦の栽培が盛んで、うどんをはじめとする粉食文化が深く根付いてきました。ひもかわうどんはもともと群馬の郷土料理「おっきりこみ」という煮込み麺料理に使われていた麺のひとつで、桐生市の代表的な郷土料理として親しまれています。

番組で紹介した竹炭を練り込んだ真っ黒の麺が特徴的な黒帯。竹炭の遠赤外線効果を利用した黒いうどんは、見た目にも驚く一品で、豆乳に浮かべて提供されます。
この黒帯には焙煎スパイスキーマカレーが別添えされており、豆乳のやさしさとカレーの辛さのコントラストを楽しめる仕立てになっています。

幅は約5センチほどでひもかわとしては比較的食べやすく、つるんとした食感ともちもちの弾力を兼ね備えています。豆乳で辛味をまろやかにしながら食べ進めることもでき、美容効果も期待できるメニューとして人気があります。

定番のひもかわカレーうどんは、訪れる方の7割が注文するという看板メニューです。温かい和風出汁カレーになめらかな麺が絡んで、思わず箸が進む味わいとなっています。
カレーは出汁の風味が口いっぱいに広がる昔ながらのうどん屋さんの味で、幅約2.5センチほどの麺はちょうどよい大きさです。コシがあるのに柔らかで、食感が心地よく、見た目よりもボリュームがあってお腹いっぱいになれます。

また、つけめんスタイルのひもかわも人気で、創業以来、継ぎ足しで使われているブレンド調味料を使ったお店オリジナルの出汁は深い味わいで、かけうどんとしてもつけめんとしても楽しめます。
薄くて幅広な麺は独特な食感があり、つゆやスープをよく吸い込むため、どんな味付けとも相性が良いのが特徴です。夏場には冷たいざるひもかわもおすすめで、季節を通じてさまざまな食べ方でひもかわを堪能できます。

生瀬勝久・満島真之介・大島美幸・中条あやみ・ザ・たっち・橋本マナミ