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キューバサンド専門店「クバーノクバーノ(CUBANO CUBANO)」
このお店の一番の特徴は、映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』で世界的に話題となったキューバサンドを本格的に味わえることです。
キューバサンドは1800年代後半、フロリダ州の工場で働いていたキューバ系移民が自国から持ち込んだ「ボカティート」というサンドイッチを、アメリカ風にアレンジしたのが始まりとされています。
タンパやマイアミといった移民コミュニティで育まれ、今では地域ごとに独自の進化を遂げた料理です。
クバーノクバーノでは、この伝統的な味わいを大切にしながら、日本人の舌に合うよう丁寧に仕上げたキューバサンドを楽しめます。
お店が特にこだわっているのは、メインの具材となるモホローストポークです。赤身の多い豚肩肉を、10種類以上のスパイスで丁寧に一晩漬け込みます。
その後、低温のオーブンで3時間かけてじっくりとロースト。完成した肉は薄くスライスし、パンに挟む直前にもう一度焼き直すことで香ばしさを加えています。
この手間ひまかけた工程によって、ミルフィーユ状に重なったローストポークは柔らかくジューシーな味わいに仕上がります。映画の中で主人公が作るキューバサンドのように、肉汁があふれ出す瞬間は格別です。
パンへのこだわりも見逃せません。日本の多くのお店ではフランスパンを使ってキューバサンドを作りますが、クバーノクバーノでは特注のキューバンブレッドを使用しています。
このパンはバターではなくラードを使って生地にコクを出しているのが特徴で、豚肉との相性を追求した結果です。
焼き上げる際には外側にバターをたっぷりと塗り、高温の鉄板でプレスします。こうすることで外はカリッと香ばしく、中はふわふわの食感が生まれます。この独特の食感こそが、キューバサンドならではの魅力といえるでしょう。
店の看板メニューのプレミアムキューバサンドは、自家製モホローストポーク、ハム、マスタード、チーズ、ピクルスをキューバンブレッドに挟み、表面にバターを塗ってホットプレスで仕上げた一品です。
辛いもの好きには茅場町ミッドナイトがおすすめです。
自家製のホットソースに絡めたチキンを、マスタード、チーズ、ハラペーニョと一緒に挟み、表面にバターを塗ってプレスします。スパイシーな味わいが特徴的で、辛いもの好きにはたまらない一品として人気を集めています。
定番のハムチーズサンドは、サンドイッチの王道ともいえるシンプルな組み合わせですが、ハムとチーズに、アクセントとしてブラックペッパーを混ぜたマヨネーズを挟んで焼き上げています。
ロングサイズでもペロリと食べられる軽やかさが魅力です。
また、フライドフィッシュサンドも人気メニューのひとつで、油で揚げた白身魚をマスタード、ピクルス、タルタルソースと一緒に挟んだサクサクふわふわの食感が楽しめます。衣にトウモロコシの粉を使っているため、独特の香ばしさがクセになる味わいです。
映画の世界から飛び出してきたような本格的なキューバサンドを、茅場町の路地裏で味わえるクバーノクバーノ。カリッと香ばしいパンと、ジューシーな肉の旨みが口いっぱいに広がる瞬間を、ぜひ体験してみてください。
お店は東京メトロ日比谷線と東西線からアクセスしやすく、オフィス街の一角に店を構えます。テイクアウトとイートインの両方に対応しており、2階には約20席のイートインスペースが用意されています。
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| 住所 | 東京都中央区日本橋茅場町2-3-2 |
|---|---|
| 電話 | 03-6661-1998 |
※公式サイト・Instagramから情報を引用させていただいております。
有吉弘行・生野陽子
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この記事の作者・監修
Activi TV
こんにちは!食べることが大好きなグルメライター・料理愛好家のActivi TVです。料理の世界に魅了され、様々な料理の作り方や味を探求する日々を送っています。各地で出会った料理から、私は常に新しいインスピレーションを受けています。料理は文化であり、人々をつなぎ、温かい気持ちにさせる素晴らしい手段だと信じています。私の記事を通じて、読者の皆さんも新しい味と出会い、楽しい食体験をしていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!







