【有吉深掘り】ウルトラジャンボ海老フライ　厨房ドキュメント『食堂 幸（サチ）』千葉県佐倉市のお店の場所

幸の最大の魅力は、並外れたボリュームとていねいに選ばれた食材にあります。以前マラソンのオリンピック金メダリストである高橋尚子さんが佐倉アスリート倶楽部に所属していた頃、足しげく通っていたと伝えられています。

アスリートたちの激しいトレーニングを支えるには、普通の3倍は食べる胃袋を満たす力が必要です。店主は食材選びに強いこだわりを持ち、信頼できる仲卸から都心の高級レストランで使われるような上質な素材を仕入れています。

揚げ物の衣には厳選した小麦粉とパン粉を使い、高級なサラダ油で揚げることで、大量に食べてもしつこくならず、さくさくとした歯ごたえが保たれます。注文を受けてから揚げるため待ち時間は少しかかりますが、できたての味わいは格別です。

このお店を語るうえで外せないのが、看板メニューのウルトラジャンボエビフライ定食です。東南アジア産の天然エビ、シータイガーを使ったこのメニューは、全長35センチにもなる有頭エビを2本使います。
薄く仕上げられた衣の中には、みっしりと詰まったエビの身がたっぷり入っていて、甘みがありプリプリとした食感です。
頭の部分の殻を割ると、濃厚なエビ味噌が楽しめます。このエビフライは2024年7月に新聞でも紹介され、大きな反響を呼びました。
通常サイズのエビフライ定食でも、お皿からはみ出すほどのボリュームで、十分に満足できます。

お店にはエビフライ以外にも、魅力的なメニューが並びます。刺身定食は新鮮な魚介が盛りだくさんで、タコ、カンパチ、シマアジ、アラ、マグロの赤身など、その日の仕入れによって内容が変わります。どの魚も鮮度が高く、身がしっかりとしていて旨みが濃いのが特徴です。

アジフライ定食は大ぶりなアジフライが3枚のっていて、揚げたてはジュワッと肉汁があふれ出し、ふわふわの食感が楽しめます。

日替わりで登場する鯵のたたき定食も、身が厚く大きなアジを使っていて人気があります。

ヒレカツ定食になると、肉厚なヒレカツが5枚も盛られます。牡蠣の季節には、特選牡蠣フライ定食が登場し、さくさくの牡蠣フライが7個も味わえます。

豚肉のにんにく焼き定食は千葉県産のいももちブタを使い、やわらかくてにんにくの風味が食欲をそそります。ほかにもジャンボチキンカツ定食やから揚げ定食など、一つ一つのサイズが大きな揚げ物メニューがそろっています。

どの定食にも、どんぶり飯とシジミの味噌汁、白菜の漬物がついてきます。ご飯は大盛りが基本で、食べきれない場合はパックに詰めて持ち帰ることもできます。

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