2025年10月16日放送の【有吉の深掘り大調査】厨房ドキュメントで紹介した、立川で創業100年の町中華の角煮定食・油淋鶏定食のお店は『四つ角飯店』です。

四つ角飯店は、昭和2年（1927年）に立川で生まれた中華料理店です。JR立川駅北口から徒歩3分ほどの曙町にお店を構え、現在は4代目の高橋淳さんが看板を守り続けています。-ク

名物の角煮定食は、約600グラムもの豚バラ肉を使った角煮。厚さ4センチ、縦横ともに13センチという圧倒的な大きさで運ばれてきます。
豚骨や豚足、煮干しと一緒に8時間ほど煮込み、さらに醤油や砂糖、八角を加えて1時間半じっくりと煮込むことで、箸で簡単に切れるほどやわらかく仕上げています。
八角がほんのり香る甘めの餡が白いご飯とよく合い、口の中でとろけるような食感を楽しめます。ご飯を大盛りにすると、まるで漫画のようなボリュームになるのもこのお店ならではの楽しさです。

毎日手作業で包まれる餃子も、四つ角飯店を語るうえで外せない一品です。
小麦粉と塩、水だけで作ったもちもちの皮に、国産ひき肉とニラやキャベツなどの野菜をたっぷり詰め込み、隠し味として赤味噌とはちみつを加えたオリジナルレシピで仕上げています。

作り置きは一切せず、当日に一つひとつ手で包むため、一日に数千個、多いときには1万個以上の餃子を用意することもあるそうです。大ぶりでジューシーな焼き餃子も、つるんとした食感が楽しい水餃子も、どちらも地元の方々から愛されています。

四つ角式回鍋肉は、霧島ポークを使い、自家製の甜麺醤で味付けした一品です。シャキシャキとしたピーマン、玉ねぎ、キャベツと一緒に炒められた豚肉は、隠し味に生姜が効いていて、ご飯がどんどん進む味わいです。
回鍋肉定食も多くのお客さんから支持されています。

また、究極チャーハンと名付けられたチャーハンは、自家製のXO醤をたっぷり使った自信作です。パラパラに仕上げられたご飯に、角切りチャーシューやホタテ、エビが入り、海の旨みが口いっぱいに広がります。

さらに、一日10食限定の油淋鶏定食も見逃せません。さつま純然鶏や大山鶏といった国産の鶏肉をパリッと揚げ、白髪ねぎをたっぷりとのせた一品は、限定ということもあって午後には売り切れることも少なくありません。

角煮黒酢酢豚定食もおすすめで、黒酢がしっかり効いたパンチのある味わいと、食べごたえのある角煮が特徴です。中華そばやタンメンなどの麺類も、しつこくない味わいに仕上げられていて、幅広いメニューがそろっています。

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