【有吉の深掘り】ネパールのサロちゃん『中華 たむら』群馬の厨房ドキュメントのお店

2025年10月2日放送の【有吉の深掘り大調査】厨房ドキュメントで紹介した、ネパール出身のサロちゃんも働く、モロヘイヤラーメンのお店は群馬県みなかみ町『中華 たむら』です。

中華たむらは、群馬県の利根郡みなかみ町で、昭和55年（1980年）に暖簾を掲げた70代夫婦が営む地元で大人気の食堂です。現在はネパールから来日1年のサロちゃんが店主と一緒に厨房で切り盛りしています。

お店を代表する人気のメニューの、群馬名物のもつ煮込みを大胆にラーメンと融合させたもつ煮味噌ラーメンは、地元銘柄豚の「白もつ」と、群馬の特産品である「こんにゃく」がたっぷり使われています。
もつは歯ごたえを残しつつも、やわらかくなるように丁寧に調理されていて、県産の野菜と一緒に、濃厚なコクのある豚と鶏の味噌スープに優しく馴染みます。
自家製ラー油のピリッとした辛さが加わることで、奥深い味わいになり、後を引く美味しさが老若男女に愛されています。

他にもホタルラーメンや、町おこしから生まれたというモロヘイヤセットも見逃せません。

ホタルラーメンは、かつてホタルが飛び交う里として親しまれた旧月夜野町にちなんで考案されました。青菜を葉っぱに見立て、海老のすり身や赤パプリカ、ナス、ゆで卵の黄身などで可愛らしいホタルを表現していて、まるで田舎の夏の夜を思い出させるような、心温まるビジュアルの一杯です。

一方、モロヘイヤセットは、ラーメンの緑色の麺をはじめ、緑の皮の餃子、緑の餡の春巻きと、モロヘイヤ尽くしのユニークなセットです。この鮮やかな緑色の正体は、地元で採れた栄養価の高いモロヘイヤを粉末にして練り込んでいるからで、もっちりとした食感とヘルシーさから、特に女性のお客様に人気を集めています。

厨房の奥には製麺所があり、群馬県産の「黄金鶴（こがねつる）」を基本としたブレンド小麦粉で、自家製の細麺を作っています。この麺は豊かな甘味ともっちりとした食感が特徴で、スープとの絡みも絶妙です。

また、料理の味の決め手となる自家製のラー油や、手作りの味噌だれ、皮から具まで丁寧に手作りされる餃子など、一つひとつの工程に手間を惜しまない姿勢が、家庭的でありながら本格的な味わいを生み出しています。

もちろん、昔ながらの醤油ラーメンや、手作りの味噌だれが自慢のみそラーメンといった町中華の定番も揃っていて、豊富なメニューの中からその日の気分に合わせた一品を選べるのも、旅の楽しみを広げてくれます。

有吉弘行・粗品・霜降り明星・吉村崇・平成ノブシコブシ・磯山さやか・平子祐希・丹生明里・マユリカ・松田好花・日向坂46